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ビョークはモンスターだった |
先日ビョークの武道館公演に行ってきました。
「完成されている」と言ってしまうのは簡単だし、非の打ち所がないという意味で、あれはまさに完成されたステージだった。でも、「完成」という言葉でケリをつけられないのは何故だろうかと、自問自答を繰り返しています。
オルタナティブな表現は、どこかで大衆性を切り捨てざるを得ない場合がほとんどだけど、ビョークがそれを両立させてしまえるのは、間違いなく歌の力だろうと思う。今のご時世、時代の最先端を行くサウンドに反応出来るのは人類の数パーセントしかいないだろうけど、歌やメロディーに対する感受性っていうのはきっと、人類がその歴史の中で培ってきたものなんだろう。それぞれの土地や時代の中で、言葉にならないような気持ちをメロディーにのせて歌い続けてきたんだから、言葉は分からなくても共感はできる。ビョークが一言歌うたびに、ブルブルと体が震える(本当です)。「怖い」とすら思う。だけど目が離せない。ビョークはモンスターだった。
そうそう、座って聴くくらいが丁度良いコンサートになるかと思っていたら、最終的にはプログレッシブハウスか! と言わんばかりのナイスなブレイクも交え、2階席まで総立ち。あれをステージから眺めるのって、どんな気分なんだろう。
さて、ビョーク話の後になんですが、もうすぐexPoP!!!!!があります。
何でこのイベントを無料にしたのかと言えば、「ブルブルと体が震える」という体感は、ライブという直接的な体験でしか味わえないからで、とにかくそれを体験してもらいたい。体感したことがある人は、その喜びを知らない人を連れて来て欲しい。パソコンにもテレビにも携帯にも書籍にもない、「こっちが現実なんだ」っていう体感をするのは、適当なサプリメントを摂取するよりもよっほど健康的なんじゃないか。ああ、健康ブームに引っ掛けてライブイベントをプロモーションするのも嘘くさくて面白いかもしれない。「まずはexPoP!!!!!、お試しライブで実感」とか、どうだろうか。
今月の出演者では特に、ウミネコサンライズとWATER WATER CAMELはゾクゾクとくるんじゃないかと思います。音源も良いんだけど、それ以上にライブが素晴らしいバンドだと思います。detune.もやっぱり、素敵な歌唄いがいます。前述の2バンドと違うのは、より時代の空気を取り込んでいることで、それが個人的には好きなんだけど、逆に不純物にもなり得る諸刃の剣。どんなライブをみせてくれるのか、ワクワクします。
そしてオードリーシューズ。
元メカネロの林英樹と藤田優が始動した新バンドです。メカネロを好きでいてくれた人にまず、今の彼らを見てもらいたい。まだまだダメなところもあるだろうけど、それを上回る期待感をお客さんに抱かせて欲しいし、そのポテンシャルを十分過ぎるほど持ち合わせているバンドだと思います。個人としても、CINRAとしても(ある意味で同義だけど)、メディアとして大々的に支持したバンドをしっかりと見つめて語る義務があるんだけど、今はただ寡黙に、そのライブを待つばかりです。
08.02.28 (thu)@Shibuya O-nest
CINRA presents 「exPoP!!!!! volume11」
OPEN 19:00 / START 19:30
入場無料 (without 2Drinks)
出演者(リンク先で試聴できます)
■チケットのご予約は以下のページで承っています
※ご予約の無い方は入場できない場合があります。ご了承下さい。
http://expop.jp/11.html




